先日手がけた京町屋の新築工事についてご紹介します。
今回は特に、古都の風情と現代の快適さを両立させるという、難易度の高いテーマに挑みました。
単に設備を取り付けるだけでなく、その家の歴史や文化を尊重しながら、住む人が心から安らげる空間を創り出す。
これこそが、私の仕事の醍醐味だと思っています。
京町屋の新築工事は「設備」が成功の鍵を握る

京都の美しい街並みに佇む町屋。その独特な魅力に惹かれ、新築を計画される方が増えています。
しかし、その一方で「昔ながらの造りだから、現代の設備は合わないのでは?」「新築なのに、なんだか使いにくい…」といった悩みを抱える方も少なくありません。
実は、京町屋の新築工事において、トイレやキッチンといった水回りの設備選びと設置は、家の快適性を大きく左右する重要なポイントなのです。
トイレの設置:限られた空間を最大限に活かす工夫

町屋のトイレは、狭くて暗い、というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、今回の新築工事では、最新のタンクレストイレを採用することで、空間を広く見せ、スッキリとした印象に仕上げました。
限られたスペースを最大限に活かすために、配管の位置や照明の配置にも細心の注意を払いました。
キッチンの設置:家族の絆を育むLDK

施主様のご要望である「家族との時間を大切にしたい」という想いを叶えるため、アイランドキッチンを採用しました。
オープンなLDKは、料理をしながらお子様の様子を見守ることができ、家族の会話も自然と弾みます。
毎日使う場所だからこそ、デザイン性と機能性を両立させることにこだわりました。
未来へと続く安らぎの空間

今回の京町屋新築工事は、単にトイレとキッチンを設置するだけでなく、お客様の暮らしに寄り添い、未来の幸せを創り出す、そんな仕事でした。
施主様は、初めて完成した家をご覧になった際、「想像以上の仕上がりです!」「町屋の温かさはそのままに、こんなに使いやすい家になるなんて」と、感動の声をかけてくださいました。
この瞬間が、私にとって何よりの喜びです。
お客様の夢や想いに耳を傾け、その家の歴史や文化を尊重し、そして未来の暮らしを想像しながら、最高の技術と心を込めて仕事をする。
これが、Tsuji設備が大切にしていることで、お客様の理想を形にするために、私が持つすべての知識と経験を惜しみなく提供します。
どんな小さなご相談でも構いません、ぜひ一度、私にご連絡ください。